5県目:ペッチャブリー県
どうも、好きなタイ語はピピッタパン(博物館)でお馴染みキャベツ次郎です。
今回はバンコクから130km南西にあるペッチャブリー県を目指します。タイの人は略してペッブリーと呼ぶことも。
県中心部には昔、王様の避暑地として作られたプラ・ナコーン・キリ公園があり、県のマークにも描かれていますので今回はそこに向かいます。
ペッチャブリー県章
他にも西側には世界自然遺産ケーンクラチャン国立公園があったり、南部にはビーチリゾートで知られるチャアムがあったりと史跡・山・海とバランスの取れた県ですね。
足ですが今回はファランポーン駅から南本線でペッチャブリー駅を目指します。時間があるので2階のBlack Canyon Coffeeでコーヒーをいただきます。
7時50分発のSpecial Express 43番スラターニー行きに乗ります。
こ、これがSpecial…?
基本的にタイ国鉄はJRなどから払い下げされた車両を使ってるらしいのでボロボロです。
特急だと付いてくる食事類。基本美味しくないので、無しでいいから値段下げてほしい…。まあ、値段も元々かなり安いんですが。
のどかな車窓が続きます。
JR北海道とかだとよく鹿に激突して遅延したりしますけどこっちは大丈夫なんですかね。
約3時間半かけてペッチャブリー駅到着です。約20分遅れ、タイ国鉄にしては上出来でしょう。
コロナで時刻表はズタボロです。
あの丘の上を目指します。駅から麓まで徒歩10分程度。
この地に夏離宮を建てたラマ4世を祀る公園。
頂上まではケーブルカーがあるらしいのですが運動不足解消も兼ねてえっちらおっちら登っていきます。
この惑星はどうやら猿に支配されてしまったようです。
猿に気をつけながら登っていくと町が一望できます。
途中博物館がありました。
おおー。さすがに年季が入っています。
白と赤の対比で目立つ建物。お寺らしい。
天気イマイチだったので加工した写真も。
とにかく広くて、起伏のある丘を歩き回るのでかなり体力を使いました…。
帰りは大人しくロープウェイを使います。
猿は支配者階級だからか無賃乗車していました。悔しい。
下界に降りて、次の目的地に向かいます。
純白の大きなお寺Wat Mahathat Worawihan、3級王室寺院です。
続いてきたのはWat Yai Suwannaram。先ほどとは打って変わって赤色の木造本堂が特徴です。
厳かな気持ちになる…。
最後に来たのはWat Kamphaeng Laeng。クメール式のラテライト(紅土)建造物が残っていて12世紀頃のものとのこと。
塔の中には仏像が安置されています。
離宮の方に行く時は猿に注意ですが、市街の方にもいろんなタイプの面白いお寺があるので、お寺巡りに興味ある人には良い県なのではないでしょうか、ペッチャブリー。
タイ全県制覇:残り69県