13県目:ナコーンラーチャシーマー県
どうも、赤いきつねより緑のたぬき派でお馴染みキャベツ次郎です。
今回はタイに来て初めての泊まり旅、タイ東北部の中心地ナコーンラーチャシーマー県の旅をお届けします。
県のシンボルは女傑ヤー・モー。
ヤー・モー(モー夫人)は旦那が留守中に攻めてきたラオス軍を町のみんなを率いて代わりに追い払った肝っ玉母ちゃんとして、コラートの人々に崇められています。
また、ナコーンラーチャシーマーは通称コラートと呼ばれていて長い正式名称よりもこっちの方がよく聞くかもしれません。
タイ国政府観光庁様サイトよりhttps://www.thailandtravel.or.jp/areainfo/thailand-map/
黄色の部分が今回行くタイ東北部、イサーンと呼ばれる地域です。歴史的・地理的に周辺のカンボジアやラオスとの結びつきが強く、バンコクなどのタイ中央部とは異なる文化を持つことで知られています。
5時45分バンコク発、10時コラート着のSpecial Expressで向かいます。
実際の到着は9時55分でした。遅れの多いタイ国鉄ですが、まさか早く着くとは。
コラートはバンコクに次いで人口約250万人の大都市ですが、国鉄の駅は郊外にあるのでこんな程度の小さな駅です。タイにはバンコク以外は駅ビルみたいなものはありません。
今回は1泊2日で、初日にコラート、2日目に隣県のブリーラムに行く予定です。
まずはコラートの有名観光スポット「ピマーイ歴史公園」へバスで向かいます。
例によって駅とバスターミナルは離れているので、バイタクで10分ほどかけてバスターミナルへ。
バスターミナルからピマーイまでは約1時間です。
到着です。
ピマーイ遺跡はアンコールワットなどと同じくクメール王朝の遺跡で、規模としては劣るもののアンコールワットよりも1世紀ほど歴史は古く、11世紀ごろに作られたと言われています。
クメール遺跡の特徴、ラテライト(紅土)が目立ちます。メコン川が赤茶色に濁っているのもこのラテライトのせいだとか。
この窓の石柱なんかはかなりアンコールワットに似てますね。
ボス戦の雰囲気…。
遺跡と併設されているミュージアムをみたら、近くにあるサイ・ンガームに向かいました。
サイ・ンガームは超巨大な菩提樹で、森のように見えますが実際は全てつながった一本の木だとのこと。
…。超浸水。
前日がスコールだったとのことで中には入れませんでした。
ので、コラートの中心部に帰ります。
…
コラートの町のランドマークといえば、ヤー・モー像のある広場になります。
決して大都会という感じではないですが、周りはカフェなどお店がいっぱいあります。
おされな映えスポットも。
街中のおすすめスポットとして鍾乳洞寺院Wat Phayapにも行ってみます。
鍾乳洞の中は涼しいからかサボ…休んでいたお坊さんがいて頑張って色々説明してくれたのですが、タイ語だったのでほぼわかりませんでした…。とりあえず鍾乳洞は長い歴史をかけてできたものらしいです。
夕飯を食べにバンコク、シラチャー在住者にはお馴染みのターミナル21にやってきました。これがあるだけで他のタイの地方都市には勝ち目は無いですね。
イサーンといえば料理も有名で、主なものでソムタム、ガイヤーン、ラープなどのタイ料理はイサーンが本場です。そんななかワタクシが夕飯に選んだのは…
どーん!やよい軒!!
今思い返すと謎過ぎる…。
旅行先で全国チェーン選ぶやつとは仲良くなれない派の自分がなぜやよい軒を選んだのか…。
バンガシアスドリーとかいう謎魚、チャレンジしたかったですが残念ながら売り切れ。
最終的に選んだのはラーメンでした…。
この当時11月頭、早過ぎるクリスマスツリーに私の頭も混乱していたのでしょうか。
旅2日目ブリーラム県に続きます…。
タイ全県制覇:残り61県