4県目:ナコーンパトム県
どうも、ポテトはシューストリングスよりウェッジカット派でお馴染みキャベツ次郎です。
今回はバンコクの北西ナコーンパトム県を目指します。
余談ですがタイには名前の似てる県のペアがいくつかあり、今回の「ナコーンパトム」と「ナコーンパノム」、「ランパーン」と「ランプーン」、有名な「チェンマイ」と「チェンライ」など。よくごっちゃになります…。
ナコーンパトムは「ナコーン=都市」+「パトム=最初の」という意味で、タイの県の中でも歴史ある古都になります。
出発当時のバンコクの中心駅ファランポーン駅(※)から国鉄南本線を使ってナコーンパトム駅へ。
※2023年にターミナル駅の機能はファランポーン駅からバーンスー駅に移りました。
奥の方に見える黄色の仏塔Phra Pathom Chediを目指します。
さて、タイには約35000の寺院があるらしいのですが、それら寺院の中には王室の認定を受けた格式高いお寺、「王室寺院」が281あるらしいです。
王室寺院は10段階のランクに分けられており、1番上の「第一級ラーチャウォーラマハーウィハーン」は6つしかありません。35000分の6です。
今回訪れるPhra Pathom Chediはその選ばれし6つのうちの1つである、かなり由緒正しきお寺になります。
ちなみに世界遺産申請しており目下登録を狙ってるとかなんとか。
近づくにつれ仏塔の立派さが分かります。高さ120.45m、仏塔としての高さは世界一。
見晴らし素晴らしい。
寝ている仏像といえばバンコクのWat Phoが有名ですが、ここや他のところにも実はあります。
ブッダを囲む弟子たちでしょうか。弟子たちまで金色というこのタイプのやつは意外と珍しいかもしれないです。
お寺の隣にある博物館にやってきました。
外国人は100B。
冒頭ふれた通りナコーンパトムは遥か昔6世紀にミャンマー系のモン族によるドヴァーラヴァテイー王国の都市として繁栄されたとされています。この博物館ではそういった歴史について学ぶことができます。
よくタイの形はゾウに例えられますよね。
さようなら、Phra Pathom Chedi
この道路標識、タイ全土にあるんですが「ご当地標識」みたいな感じでデザインに特徴があって面白いです。
タイの片田舎でもガンプラは人気。
せっかくナコーンパトムまで来たので、他に何かないかと、歩いて15分ほどのNakhon Pathom Youth Center Zooへやって来ました。入場料無料。
世界で最も危険な鳥ヒクイドリ。タイだとよく見かけます。
可愛すぎるカワウソ。ちいかわを名乗っても許せます。
無料にしては楽しめました。日本だとレアな生き物もいましたし。
駅の方まで戻って、帰りはここからバスでバンコク市内まで。
Phra Phathom Chedi以外には見所は無い県ですが、バンコクから日帰りで来れますし、Phra Pathom Chedi自体は訪問の価値ありです。
タイ全県制覇:残り70県