2県目:チャチューンサオ県
どうも、好きなものは最後に残しておく派でお馴染みキャベツ次郎です。
前回はBTSで隣県サムットプラカーンを目指しましたが、今回はバスを使ってチャチューンサオ県を目指します。バンコクから約60km程の距離になります。
エカマイにある東バスターミナルからスタート。パタヤやサメット島などタイ東部各地に向かうバスがここに集まります。
地元のコミュニティバスを彷彿とさせるミニバンタイプのバス。タイではバンタイプのバスをロットゥー、大型の数十人乗れるバスをロットメーと呼び分けています。
朝6時に出て約1時間半、7時半過ぎにチャチューンサオバスターミナルに到着しました。各地のバスターミナルを回った後の今見てみると、チャチューンサオのバスターミナルは比較的綺麗ですね。
20分ほど歩くと国鉄チャチューンサオ駅が。
駅前のバイタクを捕まえて最初の目的地Wat Sothon Wararam Worawihanへ。
完成は1996年と比較的新しい寺院で、お城のような出立ちです。このお寺はゆで卵をお供えする独特のスタイルが有名で、大量の卵パックを持った参拝客でごった返していました。
お寺を後にしてお昼ご飯にクイッティアオ。
物寂しい店内の水槽。必要か、コレ?
ネコちゃんが可愛いので食○ログは5点です。
バイタクに乗って次にやってきたのは百年市場、タラート・バーンマイ・ロイピーになります。
余談ですが、ここでタイ在住日本人には有名な西尾さんが配信をやっているのに遭遇しました。
名前の通り市場としての歴史は100年を軽く超えるとのこと。
日本では見たことないような魚が売ってます。食用なのか観賞用なのか。
リ、リボーンのガチャガチャ…!
結局、この市場では何も買っておりません…。
割と有名な観光地なのですが、売ってる物ならナイトマーケット、インパクトなら水上マーケットの方が上かなという印象です。
タクシーを捕まえて約15分、チャチューンサオ1番の観光地Wat Saman Rattanaramに向かいます。
超豪華キャラクター達が出迎えてくれた先を抜けると…
これがチャチューンサオ1番の見どころピンクガネーシャです。
ガイドブックなどにもよく載っているので見かけたことあるのではないでしょうか。
このお寺、歴史的価値が高いとか格式が高いとかそういうわけではないんですが参拝客が後を断ちません。
その理由は「願いを叶えてくれる」から。
ピンクガネーシャの周りに曜日毎の色に対応したネズミの像がいるので、自分の誕生日の曜日の色のネズミに願いを囁きます。
こんな感じ。
え?自分の誕生日の曜日が分からない?
日本人だったら大抵は知らないと思いますが、タイ人はみんな知ってます。血液型や星座なんかと同じくらい当然のように。
タイ人の友人に自分の誕生日の曜日を知らない旨を伝えたら、「オーマイガー」みたいな顔をされましたので、それ以来覚えるようにしました。
「日曜日」です。 多分…。
頭が良さそうなので、0点を名刺がわりにしているあのキャラとは多分別人でしょう。
あんまりそそられない魚。干物とはいえ炎天下に野晒しで大丈夫なんだろうか…。
東南アジアではよく見かける光景。
この時タイに来て初めて生ゾウ見た気がします。
ミャンマーまで行かなくてもゴールデンロックが見れちゃう。
ここで待ってればバスが来るとのこと。
しかし待てど暮らせどバスが来ない…。
周りのタイ人に聞いても「ここで待ってろ」と。しかし待ってる人間、自分だけなんですけど…。
頼みの綱のGrabも範囲外だし、流しのタクシーも通らない…。
ええい、埒があかない。意を決してバスターミナル(15km先)まで歩くことに…。
「君は生き延びることが出来るか…。」心の中の永井一郎が問いかける。
駄菓子と同じ値段で投げ売りされるココナッツ。
同じく、パイナップル。
歩きながら時たまGrabを捕まえられないか試します。
日本と違って海外には自販機は滅多にありません。しかもピンクガネーシャのあたりはかなり田舎なのでセブンイレブンもなく、あるのはやってるかやってないかわからないレベルの個人レストラン。気温は30度を超えており給水ポイントをミスったらサヨウナラです。
結局1時間半以上歩き、幸運にもGrabでバイタクを捕まえることが出来ました。もうシャツは汗で大変なことになってます。
こんなことならピンクガネーシャに帰りのタクシーをお願いすれば良かった…。
皆様もピンクガネーシャに行く時は帰りの足にご注意下さい…。
タイ全県制覇:残り72県